今年は3年ぶりに昭和薬科大学附属中学校の転入学試験の対策を行いました。
3年前と同じ中学1年生 7月転入学試験。
ちなみに3年前に受験した子は、見事合格を果たし、高校1年生となった今も通ってくれております。
そして今回も見事合格を勝ち取ることができました!
生徒様ご本人が、「どうしても薬科に行きたい!」と心の底から望んだ合格。
本当におめでとうございます。
我々としても生徒様方の努力により、中学受験・昭和薬科大学附属中学校転入学試験
ともに開校以来合格率100%を達成させていただいております。
さて、本日は昭和薬科大学附属中学校の転入学試験対策についてお話しします。
中学1年生が受験しましたので、今回は中学1年生の対策についてです。
まず試験科目は、英語・数学・国語・面接になります。
各々について対策方法をお伝えします。
(※重要なところは多少省かせていただいております。ご了承ください。)
①英語
英語はそこまで難易度が高くありません。
文法参考書としてのおすすめは新中学問題集です。(※この教材は塾などでしか購入できません)
提示されている範囲を最低10周することを勧めます。
最初の3周目までは、理解できなくても、どんどん勧めていきます。
回数を重ねていくごとに理解は深まります。
そして、理解できていないところがどこなのか明確にわかるようになりますので、
そこからは授業で理解を深めていきます。
また、単元ごとの理解度を確かめるために、確認テストを毎週行います。
もちろん、自己紹介などのよくあるトピックは英文で書けるように英作文演習も必要です。
最も効果的なことは、3行日記です。
なかなか覚えられない単語や、よく間違える文法を使用して書くことが重要です。
②数学
数学も基本は英語と同じく、範囲を10周は行います。
大事なことは再現性を意識することです。
ただ解くのではなく、毎回解き方を変えずに身体に染み込ませていくことが重要です。
まだ中学1年生ですので、薬科といえど、難易度が高い問題は出題されません。
授業で理解を深めて、丁寧に何周も解いて、再現力を高めることで、とれるところを確実に取ることが求められます。
③国語
最も苦労する受験生が多い科目が、国語だと考えられます。
英語や数学は演習と似た問題が多く出題されますが、国語は初見の文章題が出題されることがほとんどです。
さらに、国語は感覚で解いているという受験生が多いためです。
国語で大事なことは、文章を論理的に分析する力を身につけることです。
その文章が何を言いたいのかを、論理的に把握できるのであれば、狙って点数を取ることが可能です。
そのための鍛錬としては、形式段落に分け、意味段落に分ける。その内容を要約して、全体構造を把握する。
接続語を文ごとに入れていき、つながりを意識する。自分がなぜそう読み取ったかをチームで対話して、学びを深めていく国語探究。
例の一部ですが、こうしたものが挙げられます。
④面接
面接対策は、今までの人生で何がきっかけで、何を考えるようになったのか、どう行動したのかなどを思い返すところからが始まりです。
そして、対話を通して一つずつ言語化していきます。
面接の答えは、自らの中にしかないからです。
言語化できたことを伝える技術を身につける必要もあります。
とはいえ、大学受験ではないので、「聞かれたことにはっきりと面接官の目を見て、口を動かして答える。自らの意見に自信を持って話す。」ことができれば、そこまで問題はありません。
大抵の生徒様は、中学高校の6年間を過ごし、大学受験を迎えます。
こと大学受験突破のための学力については、この6年間で大きな差が開きます。
最も大事なことは『環境』です。
中学受験・転入学試験を視野に入れて、
昭和薬科大学附属高等学校・中学校という環境を目指してみてはいかがでしょうか?
転入学試験にお困りの方は、是非お問い合わせください!