我々の予備校は2014年3月に現代表によって設立されました。これは一人の男子生徒がきっかけでした。
中学二年生から見ていた子がいたのですが、代表が知り合いの先生と共に立ち上げた予備校を離れるとなったときに、その子が「自分は最後まで先生に見てほしい。
そのために予備校を作ってくれ」と言ってきたのです。これに心を打たれ、また責任も大いに感じ、前身となる少人数制受験指導塾KeySTEPを立ち上げました。
その彼は現在県外国公立大学の医学部に進学し、中学二年生の頃から目標であった医者を目指して日々頑張っています。
当初はその彼と友人たちが卒業したら予備校をしめるつもりでした。
ですが、代表が予備校をやったという話を聞きつけて、昔中学受験を指導した教え子たちが自分たちも指導してほしいと、どんどん入会してきたのです。
その中で弟子になった子もいました。その子達もとうとう講師になるまで成長を遂げました。彼らは、この予備校を残したい。
自分たちも共に講師として学生のサポートをしていきたいと言います。そのたくさんの想いを受けて、予備校名を少人数制予備校 チームTHE SEEDと改名し、2019年の現在にいたります。
この改名も「私たちはチームとしてここで研鑽し成長し、そこからいつかは旅立っていく。その一人一人が可能性の詰まった種だ。」と生徒たちが相談して決めたものです。
卒業生たちが口を揃えていうことには「先生ほど、生徒に寄り添って、自分の時間の全てを生徒につぎ込む人はいない」と言います。
その言葉の通り、代表の信条として「中途半端に見るのなら見ないほうが良い。最高の指導ができない人数は取らない。一人一人の人生を共に考えて、正面から向き合いぶつかっていく。」というものがあります。
生徒も全て紹介で来ており、常に定員数に達しておりました。そのため、5年間全く宣伝もしないどころか、看板さえだしていませんでした。
ですが、技術と想いを受け継いだ弟子たちが育ち、満をじして初等部、中等部の立ち上げ、高等部の拡大を行うことになりました。6年目にして初めて看板も作成しました。
これから我々は代表が目指す小中高大一貫教育に向けて邁進してまいります。
そして、生徒たちが授けてくれたチームTHE SEEDの名に恥じぬよう、全ての種を大きく芽吹かせていきます。